動物と触れ合うペットシッター
2016年3月3日動物を飼う世帯にとってペットは家族同然のものになってきました。しかし、旅行や出張などでどうしてもペットの世話を他の人にお願いしなければならないときがあります。そんなときに頼りになるのがペットシッターです。
ペットの飼い主が旅行や出張、その他の事情で家を空けるとき、ペットをどこかに預けなければなりません。近所に預けられる人がいれば良いですが、見つからない場合は業者に預けることになります。ペットホテルというのもありますが、慣れない環境に対応できず体調を崩してしまうペットもいます。そのため、住み慣れた自宅でペットを預かってくれるペットシッターはペットの環境としては最適で、飼い主にも喜ばれます。大型連休などまとまった休日が取りやすいときに需要が増える傾向にあります。世話をする動物は犬や猫が多いですが、稀に爬虫類などの珍しいペットもいます。
ペットを預かる前には必ず飼い主との打ち合わせがあります。ペットにも人間と同じように大人しかったり気性が荒かったりさまざまな性格の動物がいます。体調に関しても体の強い動物と体調を崩しやすい動物がいます。さらにはペットの食事の好みの量や味付けも把握しなければなりません。これらの打ち合わせの後、飼い主が家を開けるときにペットの世話が始まります。散歩は事前に指定されたコースでペットと散歩に出かけます。食事は事前に指定された食事や水をペットの好みに合わせて与えます。その他にもペットの排泄の世話や遊び相手も仕事の一つです。これらの状況を毎回もしくはまとめて飼い主に報告します。報告する際にはメールで写真を送ることもあります。
ペットは生き物です。ペットシッターの仕事は命を預かるということを忘れてはなりません。散歩の際は特に気をつける必要があります。外には様々な危険があります。散歩中に逃げ出して思わぬ事故に繋がらないように散歩前には首輪の点検をしましょう。他の犬とけんかをして怪我をしたり、相手に負わせないように注意することも必要です。また、ペットの世話をするために飼い主の家の鍵を借ります。鍵は無くさないように厳重に保管しましょう。これらに気を付ければ動物が好きな人には楽しいお仕事です。求人は個人事業主やチェーン店などから出ています。興味がある人は問い合わせてみましょう。